質問例から考えよ
面接の【質問例】カテゴライズ作業
私は面接対策の始まりを「質問例」から考えることである
と定義しています。
ただし、単純に質問例を考えるだけではありません。
具体的には質問例を考えた後に、
「志望理由」または「長所」にカテゴライズする作業をします。
これは面接本番であらゆる質問がとんできても、
自分が御社で働くに相応しい人物であることを、
あらゆる角度から自己PRできるように準備しておく作業です。
詳しくはコチラ👇をどうぞ。
質問例からカテゴライズ作業へ
質問例は、具体的な質問を考える必要はありません。
「好きな本」、「部活」、「経験」、「現職」など
単語から関連付けると考えやすいです。
例えば
本 ⇒業界に興味 ⇒志望理由 留学⇒コミュニケーショ能力⇒長所 短所⇒こわがり⇒努力をおしまない⇒長所 経験⇒御社の働き方に感動 ⇒志望理由 特技⇒特技を生かせる仕事 ⇒志望理由&長所 …
と関連付けていきましょう。
質問例が考えつかない人へ
面接経験が少ない方にはなかなか思い浮かばないものでしょう。
そこで「よくある質問集」【質問例50選】を用意しました。
参考にご覧ください。
質問よくある質問集【質問例50選】
質問をすべて想像することは不可能ですが、
私が受けた質問を交えながら質問例を記載しますね。
ただ羅列するだけでは見にくいと思ったので
シリーズごとにまとめていきます。
「なぜ?」シリーズ
1 なぜこの会社に入社したいのか? 2 なぜ転職しようと思ったのか? 3 なぜ○○(職種)になろうと思ったのか? 4 なぜ現職(前職)を辞めた(辞めたい)のか? 5 なぜこの業界に興味を持ったのか? 6 なぜ最初からこの業界を受けなかったのか? 7 なぜ前職(現職)に入社したのか? 8 なぜ部活(スポーツ)を続けなかったのか? 9 なぜ今、転職を決意したのか? 10 なぜ併願したのか?
少し転職向けの質問例が多いと思いますが、
参考にしてください。
「あなたの人生」シリーズ
11 今までの人生で一番感動したことは? 12 今までの人生で一番頑張ったことは? 13 今までの人生で一番苦労したことは? 14 今までの人生で挫折した経験は? 15 今までの人生で一番悩んだことは? 16 今までの人生で一番悲しかったことは? 17 ボランティア活動の経験は? 18 今までの読んだ本の中で一番感銘を受けた本は? 19 チームプレーの経験は? 20 あなたの座右の銘は?
「前職(現職)について」シリーズ
21 前職では何を担当していたか? 22 前職の経験で嬉しかったことは? 23 前職の経験で難しかったところは? 24 前職を辞めた理由は? 25 前職で経験したことをどう生かせると思うか? 26 前職に迷惑はかかってないか? 27 前職で学んだことは? 28 前職よりもきつい職場だったらどうする? 29 前職よりも給料が安いかもしれないが大丈夫? 30 希望の部署はあるか?
「学生生活」シリーズ
31 卒業論文のテーマは? 32 ゼミは入っていた? 33 部活活動はやっていた? 34 サークル活動はやっていた? 35 アルバイトはやっていた? 36 学生時代苦労したことは? 37 なぜ大学に進学したのか? 38 留学の経験は? 39 ゼミや部活動内でのあなたの役割は? 40 最低限のパソコンの知識はあるか?
「一般質問」シリーズ
41 自己PRをどうぞ。 42 あなたの長所・短所は? 43 他の会社は内定もらっているのか? 44 苦手な人とどのように付き合うか? 45 自分の意見と合わない上司からの命令をどうする? 46 趣味は? 47 併願しているか? 48 最近の気になるニュースは? 49 当市(町)の気になる施策は? 50 こちらに質問はある?(逆質問)
重要な意味をもつ質問もあれば、
質問自体にそれほど意味はなく、
コミュニケーション能力や話し方を
見てるケースもあるわけやな。
面接の質問例を増やす方法
模擬面接をすれば内定にグッと近づく
当然ながら、ただ単純に質問例ばかり考えて、
カテゴライズ作業ばかりしていては
内定には近づくことはできません。
「インプット」したならば「アウトプット」しなくては
面接の技術は上達することはないということです。
「アウトプット」は面接の本番はもちろん、
面接の練習=模擬面接のことです。
模擬面接を繰り返すことで
あなたに話すことへの自信を与えてくれます。
面接への苦手意識をなくすことができれば、
内定はそう遠くないかもしれません。
模擬面接よりも向上する奥の手!?
面接の技術などは模擬面接である程度向上します。
それとともに緊張も慣れてくるはずです。
しかし、どちらも模擬面接よりも
比べ物にならない勢いで向上する劇薬があります。
それは1つでも多くの面接を「経験する」ということです。
つまり、1つでも多くの面接の機会を作ると質問例が増えていき、
あなたの話し方も練習(模擬面接)とは比べものにならないくらいに向上します。
もちろん、面接を経験したあとに「振り返り」をすることが大事ですが。
この「経験」は、じかに話し方の「成功」「失敗」を知ることができます。
特に「失敗」が大事で、面接官が難色を示したり、場がしらけてしまったり、
きつく突っ込まれて質問されることがあったり…
これは今あなたに足りないものを示してくれているのです。
だから次から気をつければいいだけです。
新卒採用の方は一つでも多くの面接を受ける機会を作ってください。
転職希望の方はまず、
転職サイトをのぞいてみて気になる仕事を
なんとなくリストアップしておきましょう。
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