概要【公務員試験対策④】
「公務員編」第4回目はとうとう公務員の面接対策について
記事を書きたいと思います。
やっとかいな。
面接対策ナビねんから
しっかり頼むで。
この記事は新卒・転職を問わず、公務員を目指す方はもちろんのこと、
現在公務員として働いている方にも為になる内容になっていますので、
ぜひ最後までご覧ください。
概要
・公務員の面接試験とは
・公務員の面接試験における質問例
・公務員の面接試験に受かる人
・公務員の面接試験に落ちる人
・おすすめの転職サイト
大きく分けて概要は以上の3点です。
私の体験談になりますので、
この記事では公務員試験のうち
主に面接試験を焦点にして解説していきます!
公務員の面接試験とは
公務員の面接試験の回数は1回または2回
1つの自治体で3回以上の面接は経験したことがありません。
うち1回は最終面接、もう1回は集団面接の可能性が高いです。
最終面接1回のみの場合も多くありました。
人物重視の一般企業では5回を超える面接を実施する会社も多いですが…
公務員試験では、もちろん最終面接のウエイトもさることながら、
実施された試験すべて均等に重視されていると考えるべきでしょう。
面接以外の記事については👇をどうぞ。
1次試験【筆記試験】を重視する場合がある
たとえ最終面接までたどり着けたとしても、
仮に1次(筆記)試験のボーダーラインぎりぎりで通過していた場合、
自治体によっては最終面接で巻き返すことが難しい場合があります。
これが公務員試験の特徴のひとつです。
最終面接を優位に進めようとするならば、
特に筆記試験に力を注いでおくことをおススメします。
下記は私のおススメしている教材です。
参考にご覧ください。
数的処理のおすすめ教材
大卒程度 公務員試験 畑中敦子の数的推理の大革命! 令和版 (公務員試験/畑中敦子シリーズ)
一般教養おすすめの教材
公務員の面接試験における質問例
「なぜ」をしっかり考える
前提として公務員でも一般企業でもするべき対策は変わりません。
面接官が質問したいのは
「なぜ、この会社・自治体なのか?」ということです。
その「なぜ」の答えにインパクトがないと、
ズルズルと奈落の底に落ちてしまいます。
インパクトのない回答例 ・公務員になりたいから ・社風がよかったから ・安定を求めて ・生まれ育った土地だから ・子供の頃からの夢だった
ぜーんぶボヤっとしとるな。
では、このようなボヤっとした回答にならないようにするには
どのように対策したらいいのでしょうか。
それは転職・就職活動編にてお話しています
「面接の質問例を考える」をご覧ください。
この中で私はあらゆる質問例を下の図のように
「志望理由」または「長所」にカテゴライズする
作業をお願いしています。
もちろん両方にカテゴライズできるものもありますので、
それは両方にカテゴライズまたはどちらか一方に
カテゴライズしていただければ結構です。
この作業をきちんとしておくことで、
この「なぜこの会社・自治体なのか? 」に答える引き出しが増えます。
ひとつひとつの理由は弱くても手数で勝負です。
学歴も、スポーツ経験も、趣味も、経験も、
「この会社・自治体で働くためにあるもの」と一貫できれば、
ブレない回答につながります。
👇をよく読んでいただいて、「なぜ」の質問に
問題なく返せるようになりましょう!
質問例50【公務員の面接試験】
質問をすべて想像することは不可能ですが、
私が受けた質問を交えながら質問例を記載しますね。
シリーズごとにまとめていきます。
「なぜ?」シリーズ
1 なぜこの会社・自治体なのか? 2 なぜ転職しようと思ったのか? 3 なぜ公務員になろうと思ったのか? 4 なぜ地元に戻ってこようとしたのか? 5 なぜ一般企業を受けたのか? 6 なぜ一般企業を受けなかったのか? 7 なぜ新卒で公務員にならなかったのか? 8 なぜ地方(国家)公務員なのか? 9 なぜ今年に合格したいのか? (来年ではいけないのか。) 10 なぜA市(当市)を希望するのか?
勘のいい方ならお気づきでしょうが
「なぜ?シリーズ」は
要するに「志望動機」のことなのです。
「あなたの人生」シリーズ
11 今までの人生で一番感動したことは? 12 今までの人生で一番頑張ったことは? 13 今までの人生で一番苦労したことは? 14 今までの人生で挫折した経験は? 15 今までの人生で一番悩んだことは? 16 今までの人生で一番悲しかったことは? 17 ボランティア活動の経験は? 18 今までの読んだ本の中で一番感銘を受けた本は? 19 チームプレーの経験は? 20 あなたの座右の銘は?
「前職(現職)について」シリーズ
21 前職では何を担当していたか?
22 前職の経験で嬉しかったことは?
23 前職の経験で難しかったところは?
24 前職を辞めた理由は?
25 前職で経験したことをどう生かせると思うか?
26 前職に迷惑はかかってないか?
27 前職で学んだことは?
28 前職よりもきつい職場だったらどうする?
29 前職よりも給料が安いかもしれないが大丈夫?
30 希望の部署はあるか?
「学生生活」シリーズ
31 卒業論文のテーマは? 32 ゼミは入っていた? 33 部活活動はやっていた? 34 サークル活動はやっていた? 35 アルバイトはやっていた? 36 学生時代苦労したことは? 37 なぜ大学に進学したのか? 38 留学の経験は? 39 ゼミや部活動内でのあなたの役割は? 40 最低限のパソコンの知識はあるか?
「一般質問」シリーズ
41 自己PRをどうぞ。 42 あなたの長所は? 43 あなたの短所は? 44 苦手な人とどのように付き合うか? 45 自分の意見と合わない上司からの命令をどうする? 46 趣味は? 47 併願しているか? 48 最近の気になるニュースは? 49 当市(町)の気になる施策は? 50 こちらに質問はある?(逆質問)
重要な意味をもつ質問もあれば、
質問自体にそれほど意味はなく、
コミュニケーション能力や話し方を
見てるケースもあるわけやな。
質問の答え方など面接官との言葉のキャッチボール、話し方
についてはコチラ👇をご覧ください。
公務員の面接に受かる人
公務員の面接に受かる人の特徴【その1】とりあえずマジメ
受かってから幾度となく同期のメンバーで研修等を受けるのですが、
共通点は「マジメ」であるという点です。
これは最低限備わっていないと公務員の資質に欠けてしまいます。
「やる時はやる」この精神があるからこそ、
筆記試験、論文、面接と短期的に力を発揮できるのでしょう。
俺って全然マジメじゃないんだよなー。
趣味や遊びでは、めちゃくちゃマジになれるのに。
このように思っている人は案外公務員に向いているかもしれません。
なぜなら公務員は年休や夏休みなどの休日が充実していて、
趣味や遊びにかける時間が確保しやすいです。
この確保された時間を削らないようにまた、より充実させるには
日々の業務に集中して取り組む必要があるのです。
だからこそ、結果的にマジメに仕事と向き合うことができるのです。
「自分はマジメじゃない…」なんて考えずに、
向き不向きはなってみないと分かりません。
公務員の面接に受かる人の特徴【その2】新しい風を持っている
誰しも「ギャップ」というものには弱いものです。
近年の公務員試験では「公務員らしい人」よりも、
「違う世界を知っている人」また
「職場に新しい風を入れてくれそうな人」が
好まれる傾向にあるのが事実です。
例)
市役所志望だが、学生時代バリバリのスポーツマンだった。
警察官志望だが、前職はSEであり、PCにはめっぽう強い。
このように、意外なところで
あなたが求められるケースがあると
いうことです。
凝り固まった意識は捨てて、あなたの長所を全力でアピールしましょう!
そうすれば、意外なところで気に入っていただけるかもしれませんよ!?
公務員の面接に受かる人の特徴【その3】自分を着飾ることができる
あなたは自分を着飾る(よく見せる)ことに抵抗はありますか?
この世に完璧な人間なんていません。
しかし、自治体(会社)側はできるだけ優秀な人材を雇用したいと思っています。
自分にウソをつけと言っているのではなく、
ある程度自分をよく見せるために対策をしないといけません。
同期の中でも口の上手い、いわゆる「弁が立つ」人が多くいました。
ウソをつかずに、「自分をより魅力的に魅せる」これがうまいのです。
そ、そんな…
弁なんて立たないよぉ…
それは日ごろから人前で話す機会がないなら
弁が立たないのは当然ですよ。
人前で話す機会がない人は「模擬面接」を積極的取り入れて
練習にはげみましょう。
日ごろから人前で話す機会が多い人でも
予行練習している方がほとんどです。
模擬面接をすることで、言葉がスムーズに出たり、
緊張を味方に変えることができたりします。
言葉で着飾ることができるように練習に取り組みましょう!
模擬面接についてはコチラ👇をどうぞ。
公務員の面接に落ちる人
公務員の面接に落ちる人の特徴【その1】得体が知れない
公務員が最も恐れているのは「信用の失墜」です。
これをしていまうと国民(市民)からの信頼は得られず、
業務をする際に風当たりが厳しくなり、円滑に進まなくなるからです。
そこで気をつけたいのは「あなたはクリアな人」であることを
証明しなくてはならないということです。
あなたはどこで生まれて、
どのような性格で、
どのようなことが得意で、
学生時代何を頑張ってきて、
前職ではどのように活躍し、
もちろんプライベートも充実してきたのか。
👆をあまり答えられなかった方は、
十分に得体がしれない人物になってしまいます。
私は生まれはたしか東京の大阪育ちでして…
すごく落ち込みやすく…
学生時代は帰宅部で…
前職では営業をしてきましたが…
人と話すのはそれほど得意ではなく…
プライベートでは昼寝が趣味です。
怖っ!!
褒められるところ一つもないやんけ!
生まれは「たしか東京」って
得体しれんわ!
このように絶対に答えられるような質問が不明確だったり、
長所がイマイチ出てこないようだと、一般企業はもとより
公務員だとより一層警戒されてしまうことになりますので、
回答がブレないように対策しておきましょう👇
公務員の面接に落ちる人の特徴【その2】挨拶に覇気が感じられない
挨拶はものごとの基本です。
こと公務員に対しては、この礼節がなっていないと報道されることもしばしば…
挨拶を研修などで教えてくれる機会もありますが、
できれば挨拶のことよりも複雑化した仕事内容に力を注いでほしいものです。
また、警察、消防、自衛隊などは礼節には厳しく、
覇気のある挨拶を訓練学校等で叩き込まれます。
どちらにしろ、挨拶に覇気がないと入社してから苦労することになります。
気持ちのいい挨拶は面接官の印象も良いですから、
面接は有利に進められるはずです。
がんばってマスターしましょう!👇
公務員の面接試験対策の最適解
公務員であろうが、一般企業であろうが
極論、面接慣れしていない人には面接試験は難しいものです。
だからこそ、練習(模擬面接)を積み重ねることを
おすすめしています。
ただし、本番の面接を何度も経験している人から比べると
所詮は練習であるという点は分かっておくべきです。
つまり、受かりたい・内定がほしい会社がある場合、
それまでに面接を何度も経験しておくべきなのです。
新卒の方は本命の会社の他にもどんどんエントリーしましょう!
転職組の方は公務員の枠にとらわれず、
一般企業にも視野を広げて、面接の機会を一つでも増やしてみてください。
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