【公務員試験対策①】~筆記試験勉強法~ 面接対策【公務員編】

公務員編
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概要【公務員試験対策①】

「公務員編」第1回目は「公務員」の筆記試験対策について

記事を書きたいと思います。

何を隠そう私は新卒で地方公務員になった

公務員の経験者です!

今は一般企業に転職してしまいましたが…

公務員の面接はもちろん、

「なぜ公務員を目指したのか?」

「公務員の仕事内容」

「なぜ転職したのか?」

「公務員編」ではそれぞれ解説していきます。

これから新卒・転職を問わず、公務員を目指す方はもちろんのこと、

現在公務員として働いている方にも為になる内容になっていますので、

ぜひ最後までご覧ください。

概要
・私が公務員になった理由と仕事内容
・公務員試験の難易度
・公務員の筆記試験突破のコツ
・筆記試験での「鉄の掟」

大きく分けて概要は以上の4点です。

私の体験談になりますので、

この記事では公務員試験のうち

主に筆記試験を焦点にして解説していきます!

ポテト
ポテト

今回は面接の話はないけど、

公務員を目指す

大学生にも社会人にも有益な情報になってるで!

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私が公務員になった理由と当時の仕事内容

繰り返しますが、私は現在公務員ではありません。

数年前に転職して、一般企業で主に事務の仕事しています。

しかし、公務員に内定をいただいた時のノウハウや経験を

誰かのお役に立つことがあれば…と思い記事にしました。

なぜ公務員になったのか

まず、私は営業職には向いていないと思っていました。

学生時代から人前で話すこと度に緊張していたからです。

逆に、決められた仕事

「ここからここまでやりなさい、それ以上は望みません。」

という感じの仕事は自信がありました。

法律でしっかり決められた仕事なら自分にもできそうな気がする…

そう思って公務員になりました。

私の担当した仕事

私は新卒で地元の市役所に採用していただきました。

入社した1年目から仕事を辞める4年目まで

税制課というところで固定資産税の家屋の評価額を算定する係に

所属していました。

固定資産税は土地も家屋も算定方法が複雑で、

一般市民には分かりにくい制度です。

家屋に関して言えば、1件当たり税額を算定するのに

少なくとも2~3時間を要し、大きな建物だと数ヶ月かかるものもあります。

額が大きいことから、問い合わせやクレームの対応も多く

私が思っていた以上に精神をすり減らす仕事であったと記憶しています。

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公務員試験の難易度

私が受験した市役所の採用試験は下記のとおり実施されました。

1次 筆記試験
2次 集団討論・論述試験
3次 最終面接

当然ながら私は内定をいただいた市役所の他にもあらゆる公務員試験を受験しました。

その中で私が感じた公務員試験の難しさや対策についてお伝えしたいと思います。

公務員試験の倍率は高いのか?【倍率にビビるな】

私が内定をいただいた市役所の最終倍率は16倍でした。

160人受験したら10人しか内定されない計算です。

(※倍率は受験する公務員の種類によって大きな差があります。)

16倍という倍率は高いのでしょうか?

考えてみてみれば、全国区の大企業なんかは、

日本中から応募があります。

その中で数100人単位で内定を出すわけです。

数100人単位だと枠は大きく感じますが、

なにしろ応募者が全国から集うわけですから

倍率はかなりのものと考えられます。

逆に公務員試験は幅広い併用を制限しており、

1次試験の日程がかぶっていることがほとんどです。

つまり1年のうちどこでも手当たり次第応募することは

できないような仕組みになっています。

だからこそ、倍率にビビって応募しないというのであれば

それは勿体ないことなのです。

「とりあえず応募しておこう」という

記念受験的な者も一定数おるから、

実質倍率はさらに低くなるで。

筆記試験で半数以上が落ちるという現実

私が公務員試験で1番苦労したのは、この筆記試験です。

筆記試験の内容は一般教養の「国語・算数・理科・社会・英語…」、

そして数的処理の「数的推理・判断推理・空間把握・資料解釈」など範囲は膨大です。

これに関しては単純に点数で半数以上が足切りされてしまうため、

テクニックというよりも勉強するしか方法はありません。

とはいっても味気ないので私が1次試験を突破した方法について

少しだけ触れてみたいと思います。

記念受験の人は1次試験で

ほぼほぼ足切りされます。

【公務員試験対策】筆記試験突破のコツ【おすすめ教材あり】

筆記試験は何から勉強すべきか

まずは一般教養と呼ばれる「国語・算数・理科・社会・英語…」については

範囲が膨大で時間がない方はこちらから手をつけても自信を喪失していくだけです。

私のおすすめは 数的処理「判断推理・数的推理・空間把握・資料解釈」を

重点的に勉強して勉強する方法です。

これは範囲や問題傾向がほぼほぼ決まっており

過去問をひたすら解く方法で対策が可能です。

しかも数的処理は一般教養よりも配点が高いことがほとんどです。

逆に数的処理を落とせば、

一般教養の点数が高くても追い上げることは難しいでしょう。

筆記試験を解く順番

数的処理の重要度を分かっていただけたと思いますが、

当然ながら試験本番も数的処理を中心に解いていく方法が適切です。

筆記試験は次👇の順番で進めていくことをおすすめします。

1 数的処理(分からない問題は後回しで良い)
  ☟
2 国語・英語(選択肢から読んで答えよ)
  ☟
3 数的処理にて後回しした問題(落ち着いて…)
  ☟
4 その他一般教養(知っているか知らないか!)

大前提として、筆記試験の回答方法はマークシート(選択肢4~5)です。

だから、分からない問題があったとしても必ず全てマークして

試験を終えるようにしてください。

国語と英語は答えがある

よく言われることですが、

国語と英語は文章の中に答えがあるので、落ち着いて行いましょう。

とは言っても公務員試験は問題数が多くて、

本文を最初から最後までゆ~っくり

読んでいるヒマはないと思うんですが…

そのとおり!

ですから、まず問題と選択肢から読んでから

本文を流し読みしてみてください。

なんとなく問われていることを頭の隅に置きながら

流し読みすると、頭に入ってきやすいです。

一度試してみてください。

その他一般教養について

一般教養についても少しふれておきますが、

こちらの範囲は高校生レベルの問題(歴史、地理、化学、物理、地学など)

のこともあれば、時事問題が半分以上占める試験もあります。

これは自治体によって大きく変わりますので、

過去問題等で十分に傾向を把握して対策しておきましょう!

公務員試験対策【おすすめの教材】

おすすめの教材をご紹介する前に、

筆記試験合格に一番無難な道は公務員専門学校に行くことです。

公務員専門学校では最新の問題傾向や対策をしっかり把握されていますので、

しっかり勉強すれば1次試験突破に大きく近づくことができます。

しかし様々な理由から公務員専門学校に行けない方もいらっしゃるかと思います。

そこで、私がおすすめする教材をご紹介しておきます。

数的処理のおすすめ教材

大卒程度 公務員試験 畑中敦子の数的推理の大革命! 令和版 (公務員試験/畑中敦子シリーズ)

通称「ワニ本」です。

「数的推理・判断推理(空間把握含む)・資料解釈」編があります。

まじでこれ各1冊ずつあればいいと思えるレベルの教材です。

これを繰り返し、穴が開くほどやってみてください。

自分でも不思議なくらい力がついています。

他の教材に浮気する必要はありません。

一般教養おすすめの教材

一般教養の半分以上が時事問題の場合はチャンスです!

私たちの強い味方

公務員試験 速攻の時事 令和3年度試験完全対応」があるからです。

毎朝、新聞を読んでいる方でも時事問題を網羅するのは難しいものです。

この「速攻の時事」は毎年更新されている、

まさしく時事問題を正しく理解できる教材です。

コチラも他の教材に浮気する必要はないですが、

「一番新しいもの」を購入しましょう!

【公務員試験対策】筆記試験での「鉄の掟」

途中退出するな【誰が見ているかわからない】

私の体験談ですが、これは1次試験での出来事です。

その試験では始まりから1時間30分経過すれば

試験をやめて途中退出可能とのことでした。

始まりから1時間30分、私は一通り問題を解き終わっていましたが、

時間いっぱい使って見直しをしようと決めていました。

当然途中退出する人がちょくちょく現れました。

その時です。

部屋の前方に居た試験官が手に持っていた紙を見てから、

空になった座席の順番を数え、手元の紙にチェックを入れていたのです。

手元の紙は、何が記載されているのかはわかりませんでしたが、

チェックしていたことを考えると座席表であることは明白です。

「もしかしたら、途中退出者を把握しているのか?」

私はゾッとしました。

私は無事この試験を突破して最終合格しましたが、

後々内定した人に聞いたところ、途中退出した人はひとりもいませんでした。

「これは偶然なのか?」

真実はわかりませんが、

与えられた時間を最大限に利用してあきらめることなく、

粘り強く試験に取り組むことが大事な気がします。

マークシートは全て塗りつぶせ【私は迷ったら「2」か「3」】

先ほども述べましたがマークシートは時間がなかったとしても、

全て塗りつぶして会場を出て下さい。

私が決めていたのは時間に間に合わず

解けなかった問題は「2」または「3」(前後の数字を見て)

にマークすると決めていました。

これをマネしろとはとても言えないですが、

空欄だけは避けるようにしてください。

空欄がひとつでもあれば、

マークシートを機械に通した際にエラーが出て

エラーの回答ははじかれるという噂が…

あるとかないとか…

マークシート塗りつぶすのも時間かかるやろ!?

最近はマークシート用のペンシルがあるらしいで!

試してみてもええかもなぁ…

広い視野を持て【公務員がすべてではない】

公務員になることが正解なのか?

公務員が一番なんて言葉をよく耳にします。

公務員になれば、不安や悩みがなくなるのでしょうか?

私はそうは思いません。

どんな仕事でも肌に合うか合わないかは、千差万別です。

現に私は公務員をやめて、今は一般企業で働いていますが、

全く後悔はしていません。

勘違いしてほしくないのは、

公務員を目指すことを悪いことだとは微塵も思いません。

ただ、「公務員になればもう安心」という時代は終わりました。

この難しい時代を生き抜くためには

広い視野を持っておいていただきたいのです。

仕事は公務員だけではありません。

公務員も転職する時代へ

「今から公務員を目指す方」

「公務員に内定されている方」

「今公務員の方」

全ての人に「転職」の選択肢があるということを

知っておいてほしいのです。

べつに転職しなくてもいいです!

転職しろと言っているわけではなく、

一生公務員として仕事をすることになったとしても、

常に広い視野を持って仕事をすることは

決して悪いことではないと思います。

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