【結論】面接で印象を残すには
面接では「印象を残す」ことがとても大事です。
もちろん悪い印象は論外です。
「いい印象」を残すことができればベストですが、
「なんとなく」いい印象を残すことこそが
接戦に勝つことができるポイントです。
そこで今回は面接で「なんとなく」良い印象を
残す方法を紹介いたします。
このブログの概要は以下👇の3点です。
・話し方に対する意識 ・人はギャップこそ萌える ・奥の手を使う
印象残すことはとても大切です。
転職希望者だけでなく、
新卒採用の方にも
きっと役に立つ内容なので
ぜひ見ていってください。
集団に埋もれるようではアカンで!
集団の中で「個」を輝かせるんやで!
【印象を残すテクニック1】話し方に対する意識
早口になるな
「早口」は「せっかちな印象」を持たれたりしますが、
少なくとも面接ではあまりいい印象は持たれないでしょう。
「早口」と「饒舌」を勘違いしている方もしばしば見受けられます。
はいはい、こなれている感を出したい奴ね。
はずかしいね、逆に。
また、緊張する方にありがちなことは
「早口になってしまうこと」です。
ここでことわっておきますが、
緊張することは悪いことではありません。
しかし安心してください。
人は緊張するから頑張れるのです。
では早口にならないようにするには
どのようなことに注意すればいいのでしょうか。
活用していただきたいのは言葉の中に
「静」と「動」を意識して話をすることです。
「静」と「動」とは
まず「静」と「動」の説明をしておきましょう。
「静」と「動」について 「静」 「動」と「動」のあいだに入れる 1秒にも満たない「間」のこと 「動」 あいさつや受け答えのような「発声」 お辞儀のように「動作」を伴うもの
この「静」と「動」にメリハリをつける
ように意識すると早口を抑制できます。
誤解しないでいただきたいのは、
言葉を意図的に遅くするのは不要いうこと。
ポイントは「静」です。
話始めと句読点の前後を
ワンテンポおく(「静」を使う)だけで
話し方の印象は変わってきます。
例)
あなたの長所は?
【●】はい、
私は営業職を10年間勤めてまいりました。
【●】そこで得たコミュニケーション能力や
粘り強さが私の長所です。
なぜ、そう思われますか?
【●】1日10件を目標に営業を続け、
10年間で○○○○件の案件を
獲得することができました。
【●】これは1日1日を大切にして
粘り強く営業を続けたことが
要因だと思っています。
【●】に1秒にも満たない「間」つまり「静」を入れる意識をしてみてください。
すると不思議なことに、話し方がほどよい速度になり、
あなたの言葉に「重み」をもたせることになるのです。
この「言葉の重み」こそがあなたに「なんとなく」いい印象を与えてくれるのです。
ぜひとも、試してみてください。
話し方に対する意識についてはコチラをご覧ください👇
もちろん、会得するには練習は必要ですよ!
模擬面接でも「静」と「動」を意識して練習していきましょうね👇👇
【印象を残す面接テクニック2】人はギャップに萌える
あの人ってコワモテだけど
話したらとっても優しいよね。
なんかギャップに萌える~
おいおいおいおい!
ワシのこと言うてんか!?
このようにギャップって
いい方向に転べばプラスの印象を
植え付けることができます。
面接でもそれは例外ではないかもしれませんよ!?
例えば、事務系の会社に筋骨隆々のさわやかなスポーツマンぽい方が面接に来られた場合、
面接官はどのように思われるでしょうか?
少し社風と違ったその風貌が印象に残るのではないでしょうか。
このようにファーストインプレッションが印象深く、かつ
面接の中身もともなっていれば評価されること間違いなしです。
事務系の仕事 👇 ギャップ! スポーツマン 👇 ギャップ! PCが得意
👆のようにいくつかのギャップは面接官に
「なんとなく」いい印象を与えることができるでしょう。
ギャップはあらゆる方面から植え付けることができます。
現職は内勤系の仕事👉学生時代野球部で体力には自信あり 現職は体力系の仕事👉総務系の部署経験あり 現職は営業系の仕事👉情報系の大学出身でPC操作に長けている
人は履歴書や面接シートでは見当もつかない長所や得意技を持っていたりします。
今事務系の仕事をしているんだよね?
うちに入社になると即営業をしてもらうが大丈夫?
慣れないのでしんどくなると思うけど…
はい!私は今事務系の仕事をしていますが、
学生時代はラグビー部に所属し、体力には自信があります。
だから営業職においても粘り強く営業に回ることができ‥
<<志望理由に続く…>>
へー、ラグビー部だったの!?
その話くわしく聞かせてよ。
👇の図を思い出してください。
これは、あらゆる質問事項を「志望理由」または「長所」にカテゴライズする作業でしたね。
詳しくはコチラをどうぞ👇
このカテゴライズ作業はあなたの潜在能力であるギャップを探す作業でもあるのです。
あなたがそれほどギャップに思ってもみないことが
相手にとってみれば興味深いことはよくあることです。
ぜひギャップを意識して面接にのぞんでみてください。
「なんとなく」いい印象を残すことさえできれば、あなたは優位に立つことができるでしょう!
【印象を残す面接テクニック3】奥の手を使う
「奥の手」というとイメージしにくいですが、
答えに詰まってしまった時に使う最終手段だと考えてください。
その「奥の手」のひとつが「ぼやっとした熱意」を伝えることです。
「ぼやっとした熱意」には次のようなものがあります。
ぼやっとした熱意の例 ・御社の商品が大好きだ ・御社のサービスに感動した ・御社で働くことが目標だった ・こどもの頃からの夢だった ・きっと自分を成長させてくれる など
この「奥の手」は使い方を誤るとNGワードになってしまいます。
例えばこんな回答をする方がいたらどう思われますか?
志望動機は何ですか?
はい!
御社の「○○」という商品が大好きで
御社で働くことこそがこどもの頃からの夢でした。
小学生の感想文みたいな回答やな。
志望動機になってないわ。
👆の方が答えられているのは一見すると志望動機のように思えます。
しかしこれは志望する「きっかけ」であって、「志望動機」ではありません。
「なぜこの会社でなければならないのか?」がしっかり回答できていないからです。
「奥の手」はあくまで「奥」の「手」、「最終手段」なのです。
だから熱意というのは志望動機のバックボーンであって、
「あなたがその会社を志望するにあたってどのような努力や経験をしてきたのか」
この点が非常に重要になってくるのです。
だから、そのバックボーンを語るのは最初ではなく、最後なのです。
もう一度例に戻りましょう。
志望動機は何ですか?
はい、現職で営業職をしていますが、
御社の商品である「○○」についてふれる機会がありました。
私はこの商品を自分の力売ってみたいと思う気持ちが膨らみました。
また、御社の概要を商品の他にも歴史を重んじる社風や
社長の「みんなで作り上げる会社」というコラムを読んで、
営業職一筋10年の強みを生かすことができると考えて志望するに至りました。
まあ、勉強してきたんやなっていう努力のあとは見てとれるな。
御社の商品のどういうところに魅力を感じたの?
……
なぜ売ってみたいと感じたの?
……
なぜ歴史を重んじる社風が魅力なの?
……
社長のコラムの中のどの点が印象的だった?
……
営業職10年の強みって何?
おそらくこのような質問がどんどんとんでくるでしょう。
あわてず1個1個答えていきましょう。
この時点ではまだ「ぼやっとした熱意」を出してはいけません。
出すべきときを待ちましょう!
さいごに志望動機は分かりましたが、
同じような商品はほかにも出してきているし、
わが社でなくてもいいのではないですか?
いや、わたしは御社の「○○」という商品が大好きです。
この「○○」は
「▲▲」という技術が用いられており、
他社には決してマネできないものです。
私も御社が苦労して作り上げてきたこの商品を
少しでも世に広めるべく、一助になりたいと考えております。
おおー出ましたね!
「大好き」という「ぼやっとした熱意」!
でも「好き」だけではなく、好きだからこそ
調べあげた「豆知識」を入れたところもポイントが高いですね。
このように最後の最後で「ぼやっとした熱意」を入れて回答すると、
「この人は本当にこの会社に入りたいんだな」って相手に伝わる気がしますよね!?
しかし、「ぼやっとした熱意」を最初から全面的に出してしまうと…
ああ、何も考えてきてないんだな…
👆このように取られかねないということを肝に銘じておきましょう。
面接は少しの差で内定が決まる
このブログを読んでいただいて分かるように、
ほんの少しの印象で内定か否か決まるような気がします。
👆の項目で書いていることは全て私の主観ですが、大きく間違ってはいないと思います。
一番大事なのは一本筋が通っているかだと思います。
つまり「ブレない回答」を心がけることです。
やはりブレない回答をするにはあなたの得意分野で勝負することこそが近道です。
また、近年転職では即戦力が求められます。
「餅は餅屋」とよく言いますが、
「知っている・知らない」
「経験がある・経験がない」
「意味が分かる・分からない」
これらは雲泥の差です。
今の社会は1から教育してくれるほど甘くはありません。
だからこそ、あなたの経験や知識を生かせて、
そして今よりも待遇のいい会社に転職すべきなのです。
あなたの経験や知識を生かせる会社を見つけるには
「専門の転職サイト」が一番効率がいいです!
そちらもチェックしてみるといいかもですね♪
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